老人ホーム見学時は必ず質問しよう

老人ホームの見学は実際に施設や人を観察できるだけでなく、その施設についての疑問を直接その場で解消できる貴重な機会です。

その施設について疑問な点や気になる点は必ず質問して、施設側の回答を得ましょう。

ただ、そうは言っても「何を聞けばいいのか分からない」という方もいらっしゃるでしょう。

ぜひこちらの記事で質問の大切さや質問例などをお読みいただき、老人ホーム見学の際に役立ててください。

老人ホーム見学時の質問はした方がいい

老人ホーム検索サイトなどインターネットでの情報と資料収集、取り寄せた資料(例.パンフレットや重要事項説明書など)の比較検討、そして施設見学での担当者や責任者からの説明だけで、老人ホームへの入居を検討されている方の不安が完全に解消されることはなかなか難しいでしょう。

むしろ検討が進むに従って、より具体的な疑問や不安点が出てくるのではないでしょうか。

そうした疑問や不安点は、入居の前にきちんと解消しておかないと後々のトラブルになりかねません。

消費者庁が所管する独立行政法人国民生活センターでは、有料老人ホームや高齢者分譲マンションなどに関して寄せられる最近の相談として下記のような事例を紹介しています(オレンジ色の太字は当サイトによる)。

・8年間、老人ホームに入居していた父が他界した。クロスの張替えなどの原状回復費用が20万円と高額で、払う気がないわけではないが、納得できない。

・母の入居している高齢者住宅は、契約書には1カ月未満の料金は日割計算とあるが、入院期間中も月単位でサービス利用料が発生した。納得できない。

・兄が入居している有料老人ホームは、身元引受人の許可がなければ面会をさせず、またうそをつくなど態度が悪い。さらに規約の確認もできない。情報提供したい。

・8年間入居していた有料老人ホームの解約を検討している。入居一時金の返金はないと言われたが本当か。

引用元:有料老人ホーム(各種相談の件数や傾向)_国民生活センター

こうした後々のトラブルを避けるためにも、見学時の質問はぜひとも有効に活用するべきです。

特に、費用やサービス内容についての疑問や不安は決してそのままにせず、積極的に確認するようにしましょう。

あいまいな点、モヤモヤする点を残してはいけません。

また、質問をすることには別の大切な意味もあります。

施設の責任者やスタッフなどの質問への回答の仕方や態度を見ることで、その施設の「人」をチェックすることにも役立つのです。詳しくは下記の記事もご覧ください。

記事リンク:
老人ホーム見学では「人」も要チェック!

事前に質問の準備をしておこう

老人ホーム見学の際の質問にあたっては、こちらが何を知りたいのかがきちんと伝わるような明確な質問をしたいものです。

そのためには、事前に重要事項説明書などの資料は十分に読み込んで、疑問や不安な点をはっきりとさせて質問項目を用意しておきましょう。

事前にきちんと準備しておくことが肝心です。

見学前の質問の準備については下記の記事でもご説明していますので、ぜひご参照ください。

記事リンク:
老人ホーム見学の心得と準備しておきたいこと

また、事前に準備した質問だけでなく、実際に見学をしてみて気になった点や疑問点もぜひ確認するべきです。

場数を踏めば、より適切な質問ができるようになる

質問して疑問を解消する重要性は分かっても、初めての見学時などには、いざ質問するという段になると気後れしてしまうことがあるかもしれません。

特に見学ツアーで他の誰も質問しなさそうな場合などは、声をあげにくいかもしれません。

ですが、「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」ならぬ「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の後悔」とならないためにもここは勇気を出して質問の口火を切りましょう。

誰かが口火を切ると次々と質問が出ることは、老人ホーム見学の場合に限らずよくあることです。

そして、そうした続く質問の中にも検討の役に立つ有用な質問や回答があるのです。

こうした質問は場数を踏んで慣れていくことで、より的確な質問をする力が養われたり、知りたい答えを引き出すテクニックのようなものを学んだりすることができるものです。

そうした力やテクニックは、よりよい老人ホーム探しのためのあなたオリジナルの貴重な武器になります。

そのような意味でも、1つの施設だけでなく複数の施設を見学することが必要だと言えます。

例えば、こんな質問をしてみよう

「そうは言っても、何を聞いたらよいか分からない」という方もいらっしゃるかもしれません。

以下に老人ホーム見学時の質問の例をあげましょう。

入居を検討されている方々のご事情によって質問したい内容は変わりますから、あくまで例として参考にしてください。

老人ホーム見学時の質問例

  • 月額費用の具体的な内容を教えてください。
  • 月額費用に含まれないサービスの項目・内容や料金を教えてください。
  • 退去する場合の返金はありますか。
  • 施設側が入居者に退去を求める場合の条件を教えてください。
  • これまでに退去を求めた人数とその理由を教えてください。
  • 家族が入居者を訪問する場合の決まり等はありますか。
  • 要介護度が進んだ場合、居室の移動を求められることはありますか。
  • 食事や入浴の時間は決まっていますか。
  • 門限はありますか。
  • 居室に持ち込めるものには、どのようなものがあるか教えてください。
  • 身元保証人は必要ですか、いない場合はどうしたらよいでしょうか。

遠慮は無用、どんどん聞こう

老人ホーム見学時の質問では、「こんな些細なことを聞いても良いのかな」などと遠慮することはありません。

入居を検討されている方やご家族にとって大切だと思うことは、どんな些細なことでも全部質問して確認するようにしましょう。

施設見学をしている際に気になった点があったら、その場でもすぐに質問してください。

あいまいな点やモヤモヤする点を残さないよう、限られた見学の時間を有効に活用しましょう。

老人ホームの見学については、以下の記事でもチェックポイントなどをご説明していますので、ぜひご覧ください。

記事リンク:
老人ホームや介護施設の見学時は周辺環境もチェックしよう

老人ホーム見学時のチェックポイント

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