その老人ホームの医療ケアは大丈夫?

有料老人ホームや高齢者向け施設への入居を検討する際に、その施設が提供する医療ケア体制がどのようになっているかは必ず確認しておきたいポイントの1つです。

入居される高齢者の方が現在は元気でも、今後、体調を崩されたりする可能性は残念ながらあります。

そうした際にその施設がどのような医療機関と提携していて、どのように医療ケアを行ってくれるのかを予め知っておくことは、入居の際の安心につながります。

こちらの記事では、老人ホームの医療ケア体制に関するチェックポイントをご紹介しましょう。

施設が提携している医療機関を確認する

有料老人ホームは、提携している医療機関(または協力病院)について、医療機関名と診療科目、さらに具体的な協力内容(例.年1回の健康診断など)の情報を公開することが義務付けられています。

提携医療機関に関する情報は重要事項説明書や施設のホームページに記載されていますので、確認するようにしましょう。

重要事項説明書については下記の記事でご説明していますのでご覧ください。

記事リンク:
重要事項説明書は老人ホームの情報が満載!

老人ホームの提携医療機関に関して特にチェックしておきたいのは下記の点です。

診療科目

診療科目は内科のほか、眼科や耳鼻咽喉科、皮膚科、そして整形外科があればひとまず安心でしょう。

持病がある方は、その診療科目があるかどうかを必ずチェックしてください。

また、診療科目で意外に盲点になるのが、歯科と言われています。

実際、歯科まで診療科目に含まれているケースは多くないかもしれませんが、定期的な訪問治療があるかどうかは確認しておきたいところです。

場所

実際に利用することを想定して、その施設が提携している医療機関の場所や交通の便も確認しておきましょう。

規模や診療機関は申し分ないが施設から非常に離れた場所にある、という医療機関では、実際に利用するのは不便でしょう。

地域での評判

それから、医療機関だけに実は一番重要なのは、その地域での評判です。

場所も近いし、診療科目も充実しているけれど、その地域では皆が利用を避けていて閑散としている病院が提携先では、利用には不安があります。

こうした医療機関に関する評判は貴重な情報だけに、なかなか入手するのは難しいかもしれません。その医療機関を利用した経験を持つ知人や友人、ケアマネジャーなどがいればぜひとも聞いておきたいところです。

他には、例えば、体験入居の間に施設のスタッフにそれとなく聞いてみる手もあるでしょう。

施設と医療機関の連携体制も確認する

施設が提携している医療機関を確認したら、入居者の方が病気やけがをした際、その施設と医療機関がどのように情報を連携する体制になっているのかについても確認しておきましょう。

例えば、下記のような点です。

  • 医療機関への連絡
  • 通院の付き添い
  • 入院または往診の手配
  • 経過の観察
  • 服薬の管理

24時間対応の実態は

医療面での充実をアピールする有料老人ホームのパンフレットやホームページなどには、「提携医療機関との連携で24時間対応が可能」と記載していることがあります。

もしも、あなたが施設入居の際に医療ケア体制を重視しているのでしたら、こうした施設と医療機関とが、どのように「24時間対応」を可能にしているのか、実際の連携体制をきちんと確認するようにしておきましょう。

提携先の医療機関が大規模な病院でない場合、夜間は施設に医師は常駐していないが医師と連絡は取れる、ということで「24時間対応」と記載していることもあります。

こうした場合は、例えば、夜間に入居者の方が急病を発病した際は、提携先の医療機関ではなく、救急車で救急指定病院へ運ばれることになりますから、その施設が謳う「24時間対応」の実効性には疑問が残ります。

施設の看護師の医療ケア体制を確認する

看護師はバイタルサイン(体温、血圧、脈拍など)のチェックや投薬管理だけでなく、インシュリン注射や胃ろうのケアなどの一部医療行為も行える心強い存在です。

看護師の常駐体制も施設の医療ケア体制として確認しておきたい大切なポイントです。

「看護師の24時間対応」を謳っていても、施設によっては夜間は外部の医療機関に看護業務を委託している場合もあります。

常勤・非常勤の看護職員の勤務体制、特に夜間の勤務体制は施設内の医療ケア体制のチェック項目として忘れずに確認するようにしましょう。

その施設ができる範囲を確認する

入居される立場の方からすると、施設の医療ケア体制が充実していることに越したことはないと思います。

ですが、手厚い医療ケアが行える施設は当然、その分費用が高額になります。

例えば、上で見た看護師の体制について考えると、「24時間常駐」の看護師がいる施設は大変安心ですが、そうでない施設と比較して、その人件費などの分、費用は高額に設定されているのが通常です。

ですので、老人ホーム選びでの医療ケアのチェックでは、入居される方が支払える費用などとのバランスも勘案していく必要があります。

ですから、チェックの際は施設に過剰な医療ケア体制を求めるのではなくて、入居者の方の現状を見ながら、その施設が、どこまでの範囲の医療ケアができるのかを確認する、という姿勢が良いでしょう。

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