こんな老人ホームは要注意!避けるべき施設のポイント

老人ホーム探しを進めていくと、施設等とやり取りをしている際に「あれ?」と疑問や不安を感じる瞬間があるかもしれません。

老人ホーム探しに慣れていない方ですと、「(老人ホーム探しや業界では)そういうものなのかな」と、そうした疑問や不安をそのままにしてしまいがちです。

ですが、老人ホーム探しでは、疑問や不安は極力その場で確認して解決するのが鉄則と考えてください。

疑問や不安が残ったままで契約まで進め、さらに入居までしてしまうと、後々で「やっぱりあの時に感じた不安のとおりだった!」などと後悔することになりかねません。

こちらの記事では、そうした老人ホーム選びの中での、こんな老人ホームや施設には注意した方がいい、というポイントをまとめてご紹介します。

職員の話し方や態度の注意点

老人ホームの見学時や体験入居時の施設の担当者やスタッフ、責任者などの話し方やその内容、態度などに不信や疑問を感じるような点があったら、その施設への入居には慎重になった方が良いです。

いくつか具体的な例をご紹介しましょう。

契約を急かす

見学時などに、施設の営業担当者や紹介センターの担当者などが、次のような契約を急かす話をしたら注意しましょう。

  • 「早い者勝ちですよ」
  • 「人気があるので早くしないと無くなってしまいますよ」
  • 「あと1室なので、今すぐ契約すれば割引しますよ」

老人ホームを選ぶうえで忘れてはいけない大切な心構えと姿勢は、「老人ホーム探しに焦りは禁物」「決める時は冷静に」です。

施設側のスタッフなどに急かされても、絶対にその場で申し込みや契約をしてはいけません。

入居者の方の人生において、決して安い買い物ではない老人ホームへの入居は、慎重に他の施設との相対的な評価で決める必要があります。

老人ホーム選びに関する心構えについては、ぜひ下記の記事もご覧ください。

記事リンク:
老人ホームと介護施設選びの3つの心得

施設側が契約を急かす場合は、何らかの急かす理由があるだろうと考えた方がよいです。そしてその理由はたいてい入居者のためになるものではありません。

良い答えばかり返ってくる

見学などの際に、どんな質問に対しても「大丈夫です!」とか「安心してお任せください!」という答えばかりが返ってくる場合も注意しましょう。

施設の担当者などと話をしていて、「なんだか営業トークくさい返事だな」と感じたら、その時のご自身の感覚を大切にしましょう。たいていは当たっているものです。

老人ホーム探しにおいては、入居を検討される方それぞれのご事情があり、入居の際に重視される点は異なります。

そうした、それぞれの入居検討者の重視するポイントごとに、どんな施設でも良い点や至らない点があるのが普通で、全てにおいて100点満点と言う施設はないのが通常です。

ですから、上のように、担当者に何を聞いても良い答えしか返ってこないのは、こちらの質問をきちんと理解して答えていないか、真摯に答えていないかのどちらかです。

「大丈夫です!」と言われた場合は、なぜ大丈夫と言うのかその根拠をきちんと確認するクセをつけておいた方がよいです。

その根拠が納得いくものであれば、信用して良いですし、そうでなければ、それなりの評価をする、ということになります。

あいまい・はっきりしない

これも同じく見学などの際に、こちらの質問に対して、あいまいな態度をとったり、はっきりしない言い回しで回答された場合には気をつけておきましょう。

こうした態度や回答の場合は、たいていこちらが施設側に都合の悪い質問を的確にした場合が多いです。

納得のいく回答が得られなければ、その施設の評価は下げざるを得ません。

その他に、例えば、聞いたことと違う内容に話をすり変えたり、こちらの質問内容とは関係のない全く別の話を始めたりした場合も要注意です。

都合の悪い質問に対して、施設側の回答者がどのように答えるかは、その施設や回答者に対する信頼度を測るのに役立ちます。

例えば、「今はスタッフの人数の都合などできちんと対応できていないが、来年からスタッフの増員を予定していて対応していく」などと、現在の(都合の悪い)状況をきちんと認めた上で、今後の対応を話してくれるのであれば、信頼できる回答と言えます。

老人ホーム見学時の質問については、下記の記事でもご説明していますので、ぜひご参照ください。

記事リンク:
老人ホーム見学時は必ず質問しよう

施設側の情報公開姿勢の注意点

老人ホームの担当者などとやり取りをしていて、その施設が資料や情報などを積極的に公開していないな、と感じたら注意しましょう。

重要な資料・書類を見せない、渡さない

老人ホーム選びにおいては、見学前の情報と資料の収集、そしてその分析が欠かせません。

特に重要なのが、施設のパンフレットや重要事項説明書、契約書を事前に入手して、しっかりとチェックすること。

老人ホーム検索サイトを利用して資料を取り寄せるのが便利でおすすめです。

取り寄せた資料をしっかりと分析して、その施設を見学した際に質問する内容やチェックポイントをきちんと整理しておくことが、効果的な見学や入居検討を可能にします。

記事リンク:
重要事項説明書は老人ホームの情報が満載!

こちらからの求めに対して、施設側がこうした資料を適当な理由をつけて渡そうとしてないな、と感じた場合は、その施設への入居の検討は慎重になった方が良いです。

さらに、見学時に至ってもそうした資料や書類が提示されないのであれば、その施設への入居は敬遠しておきましょう。

重要な資料や書類を先に見せなかったり、渡さなかったりするのは、その施設にとってきちんと情報分析されると都合が悪い、ということの表れと言えます。

見学できない場所がある

老人ホームの見学時には、見ておくべき点が非常に多いのですが、施設側の対応によっては、施設側が見せたい場所だけの「施設見学」で終わってしまうことも少なくありません。

たいてい見学するコースは決まっているものですが、そうしたコースの内容にも注意が必要です。

例えば、個室浴室や共同浴室が見学コースに含まれていない場合など。

浴室は入居者の日々の生活で欠かすことができない重要な場所で、造りや備品の内容、そして清潔さなどは老人ホームの見学においては必ずチェックしておきたいポイントの1つです。

入居者の生活の上で重要と思われる場所が見学コースに含まれていない場合は、施設側にとって何らか都合が悪いと考えて差支えありません。見せてもらえない場所がある際は、なぜ見せてもらえないのか理由を確認しておきましょう。

もちろん、施設には調理室や汚物処理室など衛生上の問題などで見学できない場所などもあります。

それから、見学時に施設見学ばかりで、他の入居者がまったく見当たらない、という施設も注意しておきましょう。入居者の様子を見られると都合が悪い可能性もあります。

老人ホーム見学時のチェックポイントについては下記の記事も参考になりますので、ぜひご覧ください。

記事リンク:
老人ホーム見学時のチェックポイント

入居率が低い施設は要注意

重要事項説明書に記載されているその施設の「入居率」は、施設を判断する上で重要な数値です。この数値が低い施設も注意しておきましょう。

老人ホーム入居率の一般的な基準は、80%と言われています。

入居率80%は、老人ホームの経営の採算ラインで、それ以上の数値ならその施設の経営は安定していると考えて良いです。倒産の危険性が少なく、安心できます。

また、入居率が高いということは、その施設の人気が高いということも示しており、スタッフやサービスなどのクオリティが良いことも推測できます。

設立されて間もない施設は別として、設立後3年以上経っているのに、入居率が低いままの施設には人が入らないだけの何らかネガティブな理由があると考えて良いです。

入居者側がきちんと見極めよう

今回は老人ホームの注意点としてあまりよくない話ばかりを書いてしまいましたが、老人ホーム探しの心構えなどとしてよく聞く話の一つに「(老人ホーム探しは)性善説で臨むのは危険だ」、と言うものがあります。

施設側が入居検討者の側をだまそうとしているとは言いませんが、老人ホームの多くは民間の営利企業が運営している以上、営業的には自分たちにとって都合の悪い話を積極的にするわけにもいかない、ということもあります。

上記の「性善説で臨むのは危険だ」というのは、むしろ、入居検討者側の方で、自らの希望に合う施設の善し悪しをきちんと見極めるべきだ、という入居者側の心構えを別の表現にしたものと考えると良いでしょう。

今回ご紹介した各ポイントは、そうした施設見極めの際にきっと役立てていただけるはずです。

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