大山のぶ代さんの報道に見る認知症高齢者の施設探しの難しさ

先日、「ドラえもん」の声優として有名な大山のぶ代さん(82)が老人ホームへ入居されたことが報道されました。夫で俳優の砂川啓介さん(79)が大阪市内の講演で明らかにされました。

参考・引用元リンク:
大山のぶ代さん、老人ホームに入所 夫が語る認知症介護(朝日新聞デジタル)

この大山さんの報道からは、増え続ける老老介護など様々な問題が提起されるのですが、老人ホームの探し方をテーマにしている当サイトでは、やはり認知症高齢者の方の施設探しの難しさを感じさせる事例として取り上げます。

大山さんの事例

報道によると大山さんがアルツハイマー型認知症と診断されたのは4年前(2012年)とのことです。

また、これより前に大山さんは2008年に心筋梗塞と脳梗塞を併発して緊急入院し、回復したものの、体調を考慮してそれまで多忙だった仕事量を徐々にセーブしていたそうです。

参考リンク:
大山のぶ代 – Wikipedia

認知症の診断は2012年でしたが、認知症の症状自体はこのころから見られ始めたそうです。

これまで認知症を患った大山さんを砂川さんが在宅で介護されていましたが、今年4月に砂川さんが尿管がんの診断を受けたことをきっかけに大山さんが入居するための施設探しをはじめて入居されました。

砂川さんによれば、老人ホームに入居された大山さんはお元気に過ごされているとのことで幸いです。

砂川さんはホームでの大山さんの様子について、「お友達もできて元気にやっています」と報告。

入居された老人ホームが大山さんに合っていたようで、本当に良かったですね。

認知症患者の方の施設探しの難しさ

さて、この大山さんの事例から、認知症高齢者の方の施設探しの難しさがあらためて分かります。

入居者と家族の気持ち

大山さんが認知症を発症したのは2009年ごろ、実際に認知症と診断されたのは2012年のことです。

認知症の診断が下った際、大山さんは在宅を希望され、砂川さんはその希望を聞いて介護を続けてこられました。

大山さんは、4年前に認知症と診断された後も「私、ここ(自宅)にいたい」と話し、砂川さんは在宅介護を続けてきた。

本来、高齢者の方の施設探しの観点ですと、安心で安全な施設を探すためには、できれば、早めに施設探しに着手しておきたいところです。

ですが、その一方で施設探しで最も重要なのは入居するご本人のお気持ちでもあります。

記事リンク:
老人ホームと介護施設選びの3つの心得

老人ホームや介護施設に望むことをまとめておこう

老人ホーム探しにおいて、本人が施設の入居を考えていないのに、周囲が無理に入居を進めるのは禁物です。

特に認知症の場合は、そうして無理に入居させることで、かえって症状が悪化したりする可能性もあります。

また、介護される砂川さんご自身も、できるだけ大山さんのお気持ちに沿ってあげたいという思いもあったのではないかと推察します。

認知症高齢者の方の施設を探すうえでは、こうした入居される方とそのご家族の方それぞれのお気持ちが、「施設に入居する」という同じ方向に向かないうちは、上手く進めることは難しいです。

すぐに受け入れ施設が見つかるかどうか

さて、砂川さんが大山さんの入居するための老人ホームを探し始めたのは、ご自身の尿管がんが判明し、その治療がきっかけでした。

砂川さんの病気の判明が今年4月で、大山さんの老人ホーム入居の報道が6月ですから、非常に短期で施設探しから入居までをされたことになります。

この大山さんの事例のようにすぐに認知症高齢者の方を受け入れてくれる施設が見つかるかどうかも認知症高齢者の方の施設探しの難しさです。

特に、大山さんが入所された老人ホームではリハビリやレクリエーションが行われているとのことなので、施設の種類で言うと、認知症高齢者専用施設のグループホームではなくて、認知症高齢者も受け入れ可の介護付き有料老人ホームなのでしょう(以前から介護保険の居宅サービスを利用していたら、その関連で特養という可能性もありますが)。

参考リンク:
大山のぶ代さんの老人ホーム入居が夫婦に与えた変化 – 安心介護プレス

短期間で、認知症の方を受け入れてくれる介護付き有料老人ホームを探すのはなかなか難しいことです。

記事リンク:
グループホームに入居できる高齢者はどんな人?気になる条件

認知症高齢者でも有料老人ホームに入れるの?

もちろん、ただ施設を探すだけであればいくつか見つかるでしょうが、そうした施設が本当に入居者に合う施設なのかを本来は見極めてから入居するのが老人ホーム探しの鉄則です。

ただ、今回は施設に入所前はほぼ寝たきりだった大山さんの状況や、ご自身もがんを患っている砂川さんの状況から、施設の見学も難しかったでしょうし、体験入居も無理だったでしょう。

そうした困難な施設探しの中で、入居した施設で大山さんが元気に過ごされている、というのは本当に良かったですし、そうした施設に短期間で出会えたのは正直なところ幸運とも言えます。

もしかすると関係者や専門家のサポートがあったのかもしれません。むしろ、施設探しではそうしたサポートは積極的に受けるべきです。

施設入居も早めに選択肢に加えておく

施設に入居前の大山さんの介護は砂川さんが行っていらっしゃいましたが、大山さんと砂川さんにはお子さんがいらっしゃらないそうです。

そうした老後に子供等の家族のサポートが期待できない場合は、できればお互いが元気なうちに夫婦間で早めにそれぞれが認知症を発症した場合について、どうしてもらいたいかを話し合っておきたいものです。

高齢になってからのいわゆる老老介護の負担は大変大きいものです。施設への入居も選択肢として考慮するべきです。

施設に入居したことで、寝たきりだった大山さんはリハビリで回復し、レクリエーションに元気に参加できるまでになられたそうです。また、一方の砂川さんも大山さんへの気持ちがより強くなり、ご自身の病気克服の意欲も高まったとのことです。

施設への入居をネガティブにとらえずに、施設の入居も選択肢の一つとして検討しておき、早めの候補施設探しなど具体的に準備しておくことも、高齢者のご夫婦の安全で安心な老後のために大切ですね。

認知症対応を特に重視して施設を探す際は、まず初めに専門の検索サイトなどで施設を探していくつか資料を取り寄せて検討しましょう。

老人ホームの検索サイトは数多くありますが、特に認知症高齢者の方が入居できる施設を探すには、LIFULL介護(旧HOME’S介護)が使いやすくおすすめです。

以下のLIFULL介護の公式サイトから、認知症の方が入居できる高齢者向け施設を検索して資料請求ができます。

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